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向上心を持って成長していきたい。Happyになるぞ!


by smilemm
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私と母の関係…

ここは海が近くて、今日は波の音がよく聞こえる。
自然の音ってすごく癒されるよね。

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こっちにきてから、自分と向き合える時間がいっぱいあって、フト過去のこと、幼かったときのことなんかを思い出す。

私は自分でも不思議なくらい、幼かったときのことを覚えていない。
保育園に行ってたときのこと、それから小学校低学年の頃。。
でも、今日フト思い出したのは、、

日曜日はキライだった ってこと。

なんでだろう??って自分の記憶を辿った。

日曜日、母の唯一の休みの日だった。
母が家にいる、日曜日。それがキライだったの。

日曜日は、いつも怒られていてばかりいたから。
些細なことでも怒鳴られたり、、たぶん叩かれたこともあると思う。


母は、その時代には珍しくワーキングマザーだったのだけれど、今よりも『女は家庭のことを完璧にやるのが当たり前』時代だったことや、父があまり家庭のことに協力的じゃなかったこともあって、きっとものすごく大変だったんだろうと、今自分が母親になってみて理解出来る。
家庭、仕事、子育て、それに加えて今よりも冷たいワーキングマザーへの世間の目や親戚からの目。

でも、だからと言っても、日曜日がキライだったという記憶や感情が変わるわけじゃない。


母と私の関係。。最近、すごくそれを考える。

私は、ズット地元にいたいと思っていた。離婚後も、その思いは少しの間変わらなかった。
海外で暮らしたいという夢がありながらのその矛盾…。
自分では『親のことが心配だから』なんて思っていたのだけど、、
今になって冷静に考えたら、私は精神的な親離れが出来ていなかったのだと思う。

それに小さいときから、母にはナゼか逆らえないという気持ちがあった。
別に、逆らったとしても何があるってワケじゃないのに、、ナゼか恐かった。
母は、私が親離れできていない以上に子離れの出来ていない人で、ものすごく独占欲が強い人。
私が結婚していたとき、夫に対して『娘を取られた』的な感情があったのを私も知っている。

それが1年くらい前から自分の中で変わってきたのがわかる。
きっかけは何?って聞かれてもわからないんだけど…。
でも、それは自分が成長できた証。


1年前、あるきっかけで母と同じ職場で働くことになった。
それまで働いていた職場よりもズット条件が良かったことと、仕事さえ覚えてしまえば一人立ちしてやっていける仕事だということで、母は私に対して『守ってやった』と思っていたと思う。

確かに経済的にも楽になったし、子供の都合や体調で休みも取れて働きやすい場所ではあった。。
でも、小さい頃から憧れていた職業だったワリには、3ヶ月くらいから『私には合わないかもなぁ』って思ってた。

母からは『まさか1年や2年で辞めますなんて言わないだろうね。』と、プレッシャーも掛けられていた。
母の顔もあるから簡単には辞められないかもしれない、、とは思っていたけれど、その後に出会った今の彼の影響もアリ、やっぱり近いウチに辞めたい!と思うようになった。

母親の顔と、自分の本当の気持ちの間で迷いながら過ごした数ヶ月…。
ところが、事態が急展開!!職場内でモメ事が多発。

私の席も危うくなってきて、勤務状態もこれでいいのか!?って思うくらいダラダラした状態。
それに加えて、運転資金も無くなってきた…。
何度も何度も話合った。
このままじゃ、私だけじゃなく職場全体がダメになる。
今だけの問題じゃなく、目先のことだけじゃなく、もっと先を考えて大きい目で考えて行こうよ。
という母や私の意見は全く通らなかった。

私は、職場の問題改善について自分が出来ると思うことは全てやった。
それでも誰も改善しようとしなかった。社長でさえ「都合が悪くなったら辞めようと思っている」と言う…。
社長でさえそんな状態。
それじゃ私なんてココに居て何になるの??
このままじゃ自分がダメになる!辞めよう!!と決心して母に言った。

でも、その後の職場での話合いのとき、母は私の気持ちを知っているハズなのに私が職場に残るというカタチで話をもっていった。。。そのとき、私には発言権はナシ。
(私の問題だというのに、その本人に発言権がナイっていうのはこの職場のおかしなところ)
そして結局、私は職場に残ることになってしまった!!
明日、すぐにでも辞めたかったのに!!!

そのとき、私は母にものすごい怒りを覚えた。

職場の人たちは私の気持ちは誰も知らない。でも、母は知ってる。知ってるのにナゼ引き止めようとするのか。
私がこの会社にいる限り、経済的な心配はないし、自分の目に届く範囲で安心できるのだろう。
私は、「そこまでして自分が安心していたいの?娘の気持ちよりも自分の気持ちが大事なの?」と、怒りが収まらなかった。

結局、その後、数ヶ月で私は辞めた。
どうしてもココにいる気がなかったし、私がいる=母に負担をかけている というのがすごくイヤだった。

その後、母と二人で話したとき母は『あんたを守ってやれなかったのが悔しい』と泣いたが、私はありがたいとは思わなかった。

自立したい私、それを引きとめたい母。。

私は、いまこの年になってようやく自立する準備が出来たのだろうと思う。
by smilemm | 2004-10-18 15:44 | ■生活■